RESCENE以前のゼナ — バーチャルアイドルの顔だった時間
ゼナは中学2年生のとき、バーチャルアイドルグループMAVE:のキャラクターのビジュアルモデルを務め、いまはそのキャラクターの名前で舞台に立っている。本人が2024年のRESCENEのデビューショーケースで語ったことで、2026年6月になってようやくこの話は遠くまで届いた。
2024年3月26日、ソウル広津区のYES24ライブホールで、RESCENEという新しいグループがデビューシングルアルバム’Re:Scene’のメディアショーケース — 発売日の前にグループが記者の前で公演し、質問に答える、韓国の業界の定番の披露の場 — を開いた。メンバーの1人であるゼナは、その持ち時間を使って何年も前にやった仕事に触れた。バーチャルアイドルグループのキャラクターのビジュアルモデルを務めていた、という話だ。イデイリーはその日のうちにゼナの発言を掲載した。2年後の2026年6月、同じ事実がふたたび伝わった — 今度は全国に。
2024年3月、デビューした日にゼナが語ったこと
’Re:Scene’のRESCENEのデビューショーケースはソウル広津区のYES24ライブホールで開かれ、イデイリーはグループがデビューした2024年3月26日にゼナの発言を報じた。
話は率直だった。その仕事は、オーディションを回っているあいだにやって来た。「비주얼 모델은 여러 기획사 오디션을 보러 다니다가 한 기획사 관계자 분의 소개로 맡게 되었던 것」 — さまざまな事務所のオーディションを受けて回るなかで、ある事務所の関係者の紹介でビジュアルモデルの役を引き受けることになった、という。時期も正確に置いた。「중학교 2학년 때의 일」、中学2年生のときのことだ。
そして、この話を記憶に残るものにした対比を引いた。「그땐 촬영에만 참여하고 직접 말은 못해서 (활동을 한다는 걸) 실감하지 못했다. 이렇게 직접 저의 모습으로 무대에 나오니 더 떨린다」 — あのときは撮影にだけ参加して自分で話すことはできなかったので、活動しているという実感がなかった。こうして自分自身の姿で舞台に出ると、もっと緊張する、と。
HANTEO NEWSはのちに、ほぼ一致する形で同じ発言を引用し、オーディションを受けて回るなかで事務所の関係者から仕事を紹介されたという細部を加えた。
MAVE:とは何か、そしてビジュアルモデルが実際にすること
MAVE:はバーチャルアイドルグループだ — メンバーが、自分自身として現れる出演者ではなくコンピューターで生成されたキャラクターであるアクトを指す。HANTEO NEWSの英語版は、MAVE:がカカオエンターテインメントとネットマーブルの協業を通じて作られ、2023年1月にデビューし、実在の人物と見分けるのが難しいほど写実的なグラフィックスで知られていると報じている。
バーチャルのグループにも人の手は要る。そこにビジュアルモデルが入る。この仕事が何を含んでいたのかは、ゼナ自身の説明がいちばん確かな手がかりだ。撮影に参加し、自分で話すことはしなかった。声も名前も宣伝の日程もキャラクターが担い、人の関わりは完成した映像の後ろに残って、舞台で名前が出ることはなかった。
この話の中心にある曲はMAVE:の’PANDORA’だ。MAVE:自身のYouTubeチャンネルは2023年2月2日に拡張版の公式ミュージックビデオを公開した。2026年8月27日にYouTube Data APIで読んだ時点で、この動画の再生回数は4,696,100回だった。
キャラクターから取った芸名が異例の線である理由
K-POPの芸名の多くは事務所の段階で決められる。短くした本名、いくつかの言語で読みやすい音節、コンセプトのために選ばれた語だ。それらは前を向いている — 会社がこれから紹介しようとしているアーティストのほうを。
ゼナの場合は逆を向く。HANTEO NEWSは、ゼナがビジュアルモデルを務めたMAVE:のキャラクターの名前がZENAであり、いまの芸名がその役から来ていると報じている。HANTEO NEWSは、ゼナがこの仕事を中学2年生のときに引き受けたと報じている。
まれなのはその順序だ。10代がキャラクターの代わりに立つ。そのキャラクターがある名前でデビューし、公演し、音楽を出す。何年もあとに同じ人物が人間のグループのメンバーとしてデビューし、その名前を自分で舞台へ持って上がる。HANTEO NEWSはこれを異例の経歴の細部として扱い、まさにその理由で注目を集めたと伝えた。
2026年6月、同じ事実が全国の読者に届く
HANTEO NEWSは2026年6月10日に記事を出し、英語版が6月11日に続いた。HANTEO NEWSによれば、この話はその月、XにMAVE:の’PANDORA’のステージ映像がゼナと並べて投稿されたあと、広い読者に届いた。
そのころにはゼナは、別の理由ですでに広く知られていた。HANTEO NEWSは、ゼナが韓国南東部にあった新羅の古都である慶州の出身だと知られたあと、「신라공주」 — 新羅の姫 — という愛称を得たと報じている。
HANTEO NEWSはそのときのグループのチャートの位置も報じた。2026年6月9日時点で、RESCENEの’LOVE ATTACK’はHANTEOのデジタルチャートで8位、韓国の代表的な音楽ストリーミングサービスであるMelonで7位だった。
慶州がそれを公式にする
2026年6月29日、慶州はRESCENEを市の観光広報大使に委嘱した。SBSは、市が新羅の古都である慶州にゼナが根を持つことと、「신라공주」という愛称を挙げたと報じた。
これは、ゼナの背景の2つの別々の部分 — 子どものころのバーチャルアイドルの企画での仕事と、故郷 — がほぼ同じ時期に人前に現れた数週間を、きれいに閉じる括弧だ。最初のものは2024年、デビューしたその日にゼナ自身がすでに口にしていたことだった。2つ目は市庁舎での委嘱式をもたらした。
要点
- HANTEO NEWSは2026年6月10日、RESCENEのゼナがバーチャルアイドルグループMAVE:のキャラクターのビジュアルモデルを務めており、その芸名がZENAという名前のそのキャラクターから来ていると報じた。
- ゼナがこの仕事を公に語ったのは、ソウル広津区のYES24ライブホールで開かれた’Re:Scene’のRESCENEのデビューメディアショーケースが最初だ。イデイリーはグループがデビューした2024年3月26日にその発言を掲載した。
- ゼナは、この役がオーディションを受けて回るなかで事務所の関係者の紹介で来たものであり、中学2年生のときのことだったと語った。
- HANTEO NEWSの英語版は、MAVE:がカカオエンターテインメントとネットマーブルの協業を通じて作られたバーチャルアイドルグループで、2023年1月にデビューし、実在の人物と見分けるのが難しいほど写実的なグラフィックスで知られていると報じている。
- HANTEO NEWSは、XにMAVE:の’PANDORA’のステージ映像がゼナと並べて投稿されたあと、この話が2026年6月に広く伝わったと報じた。
- 2026年6月9日時点で、RESCENEの’LOVE ATTACK’はHANTEOのデジタルチャートで8位、Melonで7位だったとHANTEO NEWSは報じた。
- 慶州は2026年6月29日にRESCENEを観光広報大使に委嘱し、SBSは市がゼナの慶州の出自と「신라공주」という愛称を挙げたと報じた。
プロフィール
関連
RESCENE
THE MUZE Entertainment
RESCENEはTHE MUZE Entertainment所属の5人組ガールズグループ。2024年3月26日にシングルアルバム「Re:Scene」でデビューした。
LOVE ATTACK
Re:Scene
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