作品について
『Fallen Angel』はJennieが2026年8月28日午後1時に出したデジタルEPだ。スポーツ京郷は、この日デジタル版の音源とミュージックビデオが各音楽配信サイトと公式YouTubeチャンネルで公開され、収録曲はタイトル曲「FALLEN ANGEL」と「HEAVEN」「Less than a Lover」の3曲だと伝えた。Bugsはこの作品の企画会社を、OA ENTERTAINMENTの独占ライセンスを受けたColumbia Recordsと記している。
Bugsに載ったアルバム紹介文は、このEPをJennieの音楽的アイデンティティを込めたアルバムとして紹介した。夏という季節を背景にした関係と、その中で自分を見つけていく変化の過程を描いたという。同じ文章は、安らぎの場所を探しさまよった心から、曖昧な境界のときめき、切ない引かれ合いまで、Jennie自身が感じた感情の軌跡を込めたと記し、サウンドがアコースティック・ポップやアフロビーツなどを行き来すると明かした。
EPはフィジカルでも出る。スポーツ京郷は同じ記事で、フィジカルEPが10月30日に発売予定で、デジタル版の3曲に「sweettooth」「lockitdown」「Face」を加えた6曲が収録されると伝えた。同じ記事によれば、この3曲はJennieがファンのために自ら選んだ曲で、フィジカルEPにのみ収められる。コリア・ヘラルドも8月24日に同じ構成を報じていた。
批評
Idologyは発売2日後の2026年8月30日、その週の新作を扱う週刊コラムの8月第4週の回でこのEPを取り上げた。書き手のイェミは、この作品を初のフルアルバム『Ruby』以降に「自分の波長を別の方向へ広げようとする試みを込めたEP」と記した。続けて「もう少し内密な感情を見せながらも、独特のビジュアル演出と意味づけを相変わらず手放さない、密度の高い成果物が楽しい」と書いている。同じ短評は9月15日付の月刊コラムに再掲された。
収録曲から
タイトル曲「FALLEN ANGEL」は、Bugsの曲情報によればJennieとDeb Never、Jelli、Daniel Aged、Saya Gray、Romil Hemnaniが作詞・作曲した。編曲はDeb Never、Daniel Aged、Romil Hemnaniが担当した。スポーツ京郷は、あわせて公開されたミュージックビデオが華やかな姿の裏にある内面を映し、新たに見つけたアイデンティティと向き合いながら自由を感じていく過程を描いたと伝えた。
3曲目の「Less than a Lover」は、EPより1か月早く出た曲だ。Jennieは2026年7月24日、この曲をシングルとして先に発表した。Idologyのクィビは7月27日、その週の新作を扱うコラムでこの曲の「悠々自適な鼻歌」に触れた。IZMのハン・ソンヒョンは8月6日のシングルレビューで、この曲を「ベッドルーム・ポップとリゾート地が半々に混ざった、のんびりしたリズム」の曲として読んだ。ゲストを招いたこれまでの作品とは違い、「一人で握ったマイクとクレジットに堂々と刻んだ名前」に歌の意義を見いだしている。二つの評のより長い部分はシングルのページに引いてある。
記録
この作品はデジタルEPのため、2026年第39週までサークルチャート(Circle Chart)のアルバムチャートには入らなかった。代わりにタイトル曲「FALLEN ANGEL」がデジタルチャートに入った。発売週の2026年第35週に101位で入り、翌週の第36週(8月30日〜9月5日)に42位まで上がった。同じ週、「HEAVEN」は163位だった。
Billboardでは「FALLEN ANGEL」が2026年9月12日付のチャートに初めて入り、Global 200で117位、Global Excl. U.S.で57位を記録した。「HEAVEN」は同じ日のGlobal Excl. U.S.で182位だった。
その後
EPが出てから1週間のうちに、BLACKPINKのほかの2人のメンバーもソロ曲を出した。三つのリリースがそれぞれ別の会社から出た事情はBLACKPINKのソロリリース3件を扱った記事に、シングル1曲がEPにまとまるまでは『Fallen Angel』発売前の記事にまとめてある。